今年の11月は(近年の私にとっては)大きな出来事を経験した月となりました。
悲しい別れと年老いた両親との再会。
11月上旬、2年近く変形性脊髄症を患っていた子が静かに旅立ちました。
雨の朝。お水を飲みたい様子でしたので、
抱っこしてシリンジでお水をあげようとしたその時、
3回大きく口を開けてその子はそのままそのまま動かなくなりました。
眠ってしまったのかとかと思い、
皆にさよならを言って逝ってしまったことを理解するのに時間がかかりましたが。
15歳10ヶ月。寿命を全うできたのか、もう少しなんとかできたのではないかと
今でもこの2年近くの日々を思い返してはさびしくただただ悲しく思っています。
今、悲しい出来事をこのブログに綴っていくことで、少し気持ちを整理できていける
気がします。
ネットでの検索によると
ワンちゃんが変形脊髄症にかかってしまう原因はよくわかっていないようです。
同じ難病にかかっているワンちゃんの飼い主さんもいらっしゃると思うので、
この病気の症状や病気が進行していったか、その時に受けた動物病院の先生からの
アドバイスや私たちの日々の過ごし方などを改めてこのブログで綴っていけたらと
思っています。
そんな時に マッカラーズの悲しいカフェのバラードを読んで
またまた悲しくなりました。
文章も美しいのですが、山本容子さんの銅版画もまた美しく切なくなり
とうとう最後まで読み切ることができませんでした。
時間が経てばきっと読める日が来るのではないか 今はそう思っています。
年老いた両親との再会はまた改めて綴りたいと思います。
80半ばで難病を患い特養にお世話になっている母と、90を超えて母不在の実家を守りきる
父の姿に「老い」を考え、今後自分はどの様に生きるべきか毎日自問してる婆さんです。
読んでいただきありがとうございます。




