離れて暮らす86歳の母が4.5年ほど前からパーキンソン病を患っており、
2年半ほど前からは両足の筋肉が動かなくなり車椅子生活を余儀なくされたため
現在は特別養護老人ホームに入所しています。
92歳の父は2日に1回、母への面会を行いながら一人で掃除・洗濯・食事の支度と
自分の身の回りのことを行いながら生活しています。
前回のブログ 「パーキンソン病と向き合う。母の車椅子生活に娘として。その1」
では、私が20年ぶりに帰郷し、年老いた両親と対面し、感じたことなどを記させて
いただきました。
いま強く思うことは「どうして母はパーキンソン病になったのだろう」などの疑問。
そして病気に対する知識不足への後悔、もっと早くこの病気について学ぶべきだったという
思い。
その思いから、今後は正しい知識を持って母と接していきたいと考えています。
パーキンソン病について、ネットやAIだけでなく数冊の本も読んでみました。
その上で母が今置かれている状況、「パーキンソン病で両足が不自由なこと」
この病気への疑問やパーキンソン病を正しく理解することについて
私なりに調べたことや考えたことを今後数回にわたって記事にしていきたいと思います。
お身内にパーキンソン病の方をお抱えの方や、ご専門の方、いろいろ教えていただければ
大変ありがたいです。
![]() |
| 美しい冬景色を見せてあげたい。 |
A.参考にさせていただいた書籍
・「パーキンソン病患者さんのた目のガイドライン
ー病気を理解し上手く付き合っていくために」
著書:北川尚之 発行所:天沼きたがわ内科
・「最新版 順天堂大学が教えるパーキンソン病の自宅療法」
著書:服部信孝 順天堂大学医学部脳神経内科
発行所:株式会社主婦の友社
・「よくわかる最新医学 パーキンソン病」
監修者:山之内博 大森赤十字病院
発行所:株式会社主婦の友社
・「イラストでわかるパーキンソン病のつきあい方」
著者:澁谷浩一
発行所:株式会社DIYマーケティングラボ
![]() |
| 冬の公園などの外出も可能であれば・。。。 |
B.まず、「私の感じたパーキンソン病に対する疑問」は以下の様になります。
1.そもそもパーキンソン病とは?アルツハイマーなどとはどう違うの?
2.どうして母はパーキンソン病になっただろう
3.パーキンソン病の人は認知症にもなるのだろうか
4.パーキンソン病は遺伝するのだろうか?自分は?
5.パーキンソン病になった引き金はあったのか?
6.引き金となる前に前兆はあったのだろうか?
7.病院へ行っていたとかリハビリしていたと言っていたのだが・・・
8.パーキンソン病になりやすい人の傾向や病気に対して効果的な生活習慣はあるのか?
9.1〜8を総合的に考えて今後何ができるかな
今回は、疑問の1と2について書き記してまいります。
1 そもそもパーキンソン病とはどういう病気なのか
パーキンソン病とは脳の中のドーパミン(ドパミン)が減少する病気。
ドパミンは 脳の神経伝達物質(脳内ホルモン)の中の一つ。
ドパミンが減少すると神経細胞同士の情報伝達がうまく行かなくなり
パーキンソン病の症状として出る。
*体の動きに関する神経回路の働きが悪くなる進行性の病気である。
アルツハイマーやALSと同じ神経変形疾患であるが、減少する神経細胞の場所が
異なる。(アルツハイマーは大脳皮質、ALSは脊髄、パーキンソン病は脳の黒質)
1の補足 パーキンソン病の症状
「振戦」 震えのこと
「固縮」 筋肉の固さ(こわばり)のこと
「無動」 運動量の減少 動作の緩慢さのこと
「バランスの障害」身体のバランスが悪くなることでつまづきやすくなったり
転びやすくなったりする
「振戦」 安静にしているときに手足が震える。
動かし始めるとおさまることが多い。
多くの場合は一側の手に出る
「固縮」 関節を動かすときに抵抗を感じる(ガクガクする感じ)
患者さんの手足を他人が動かすと特有の硬さを感じる。
「無動」 動作が遅くまた少なくなる。歩幅や腕の振りが小さくなる。
顔の筋肉の動きが小さくなるので表情が乏しくなったり
声が小さくなることもある。
着替えや食事に時間がかかるようになる。
*動きが鈍い、字を書くと文字が小さくなる。
「バランス障害」バランスをとるのが難しくなり、転倒しやすくなる。
*「振戦」はほとんど出ない人もいるが、他の3つは程度の差はあれ経過中には
ほとんどの人に見られる。
2 どうして母はパーキンソン病になったのか
今のところパーキンソン病発症のメカニズムはよくわかっていないそうです。
持って生まれた遺伝子と生後から現在に至るまでの様々な外的な環境などの多くの偶然
が組み合わさることで発病したオカンが得られるそうです。
脳の神経細胞も歳を重ねると自然に減っていくが、パーキンソン病になると
黒質の細胞がより早く減っていきその説には様々な説がある。
有力なのは、「ミトコンドリアの機能が障害されるから」という説
酸化ストレス=酸化によって起こるあら体に害のある働き
(酸化とは分子に酸素が結びつくこと りんごの変色や金属のさびなど)
を受けてこのミトコンドリアの働きが障害され神経細胞の死を引き起こす
と考えられているそうです。
また、発症には薬剤や化学物質の影響があるのではないか、乳製品のとりすぎや肥満も
影響するのではないか、とも言われています。
しかしながら、私の母は薬剤や化学物質を扱うようなことはなく、乳製品も通常程度
(結構前までは牛乳が飲めなかったそうです)しかとっておらず、肥満でもない
(中肉中背)のでこのことは当てはまっていない様です。
パーキンソン病の研究においてデータ上では
「喫煙や飲酒の習慣がある人の方が発症少ない」
「カフェインが発症を抑制する・・一日3杯以上のコーヒー摂取は予防するかも」
というデータがあるそうですが
私の母は喫煙・飲酒の習慣がなくコーヒーもほとんど飲まないため
発症してからでもコーヒーを勧めたら良かったかなと思っています。
また、地中海式食事と呼ばれる緑黄色野菜、魚、オリーブオイル、ナッツなどを
中心とした食事をとることがアルツハイマーの予防になると言われており、
同様にこうした食事をとっている人はパーキンソン病になりにくいという
研究報告もあるそうです。
このような事例を調べて母に早く教えてあげていたら良かったなと思うばかり
です。
次回は
3.パーキンソン病の人は認知症にもなるのだろうか
について少し掘り下げてみたいと思います。
本日も読んでいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。応援していただけるとありがたいです。

シニアライフランキング

日記・雑談(60歳代)ランキング


コメント
コメントを投稿