12月2日のブログ 悲しい別れ」
「今年の11月は(近年の私にとっては)大きな出来事を経験した月となりました。」
において書き記した 「年老いた両親との20年ぶりの再会」について、本日から数回に分け
てブログに書いていきたいと思います。
私は、仕事や経済的関係、コロナの関係やペットを飼っていること、
「元気だ」という両親の話を真に受けて、20年もの長い間帰郷せずにいました。
毎年、来年あたりは帰れるかもと考えながらも、交通事情の悪い都下の町に引越しして
からは飛行機を使わないと帰郷できないような遠方に出かけることは
億劫になっていたことも事実です。
しかし、4.5年前から「血圧が高い」「足がどうも・・」「病院でパーキンソン病と
言われた」などと母から電話で告げられるようになり心配事として
心に重く残るようになりましたが、母の「病院へ通っているから大丈夫だ」という
言葉に甘んじ、電話だけでの連絡で済ませていました。
しかし、2年前の春、突然の父からの電話で母が病院に入院したと知りました。
そしてその年の夏には
「母は歩くことができなくなり、家の中でも這う様にしてトイレに行ったりしている」
との電話が。
そしてさらにその数日後には、母が特別養護老人ホームに入所したとの連絡が。
私としては何が起こっているかを冷静に判断することもできず、
ただただこの病気の進行の早さに戸惑うばかりでした。
見舞いにいきたいと父に母の状況を聞いてみましたが、「母は大丈夫だ!元気だ」と
逆に私のことを心配するばかりで、今年の11月まで見舞いに行けていなかったのです。
そんな状況で2年以上過ごしていた中
「母の認知症が進んでいてこのままでは誰が誰かわからなくなるかもしれない」と介護施設
の方に言われたという内容の父からの手紙を今年の10月最終週に受け取ったのです。
| 秋の夕暮れに父からの手紙を受け取ったのです。 |
すぐにでも母に会いに行かないと母は私のことをわかってくれなくなるかもしれないと
大変悩み、年老いたテリアのうちワイアーフォックスの方の老化が進んでいることが
心配で母と老犬のことの板挟みになっていましたが、
犬は病院に預けて寂しい思いをさせるより家族のそばにいる方が安心ではないかと
また、母が認知症まで患っているのであればこの先の寒い季節になると病状がさらに悪化す
るといけないと老犬連れで母に会いに行くことを決断し、
高齢夫婦二人と犬二頭とで車で遥か遠方の母のところへ行く計画を決行したのです。
| 花が好きで学校などにも庭の花を持たせてくれました。 |
20年ぶりに再会した母は、以前の活発な姿とは大きく変わっていました。
足が動かなくなったため車椅子での生活となリ特養での生活。
その特養の部屋で静かに私を迎えてくれました。
私からみた母は少しぼんやりしている様な感じはありますが、
表情も感じられ、言葉はしっかり発せていたので少し安心しました。
手や足をマッサージすると、足は感じないけど手は感じると言っています。
「パーキンソン病」と聞かなければ、何かの病気か事故で車椅子生活を送っている人
というふうに見受けられるほどです。
ただ、家族との連絡ノートを見せてもらうと1年ほど前からは
文字がだんだんばらけたり、斜めになったり、文章が途中で止まったりと。。。
次第に鉛筆を握ることができなくなった状況が理解できました。
父の話によると、現在では字を書くことはできないとのことで胸に詰まる思いがしました。
正直に言って、母の姿を見ると、どう接していいのか分からず、戸惑うばかりでした。
体の不自由さだけでなく、表情の変化、声の小ささ……。病気が進行する中で、
母が何を考え、何に苦しんでいるのか。理解しようとすればするほど、
自分自身の知識の少なさにぶつかってしまいました。
「パーキンソン病と聞いた時点でなぜ、もっと早く学んでこなかったのだろう?」
そんな後悔と、「これから母を支えるために、私はこの病気について正しく知らなければ
ならない」という強い思いを持つ様になりました。
かつて92歳の父が一人で担っていた介護、そして特養入所という大きな決断。
そして今、遠巻きに見るだけだったパーキンソン病の現実。
同じようにご家族の病気に戸惑い、情報や心の支えを探している方がいらっしゃるなら、
この病気についていろいろと共有していければありがたいです。
![]() |
| 帰路高齢夫婦と高齢犬2頭で見た虹 |
本日も読んでいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。
応援していただけるとありがたいです。

シニアライフランキング


コメント
コメントを投稿