2024/07/03

不条理な はなし といえば・・・お誕生日に寄せて。

 引き続き?朝4時すぎに起こされました。ワンちゃん。朝 目が覚めるの早いね〜

お腹が減って目が覚めるのかな??

曇り空ですが、蒸し暑い1日です。今日から家事の行動を夏時間にしようかと思い、

外の掃除を早めにやってしまいました。おかげで少し気が楽になりました。

嫌なことは早めに片付けるか、もうやらないと腹をくくるかのどちらかです。


昨日の晩御飯。ひじきの煮物に、モロヘイヤとオクラのネバネバパワー。

ネバネバでこの夏を乗り切りたいと思います。


今日はフランツカフカの誕生日とXでみなさん呟いています。

フランツカフカ(1883−1924)


 自分は悪くないのに、周りのちょっとしたことでうまくいかなかった・・・

ということがよくあります。

婆さんのつまらないことで言えば、婆さんは一生懸命外掃除をしているのに

近隣が掃除をしないので、全部そのゴミがこちらへ飛んでくるとか。(ちょっと違うか)

アメリカでは罪に問われるようなことをしても人気があれば大統領になれるのか。

(ちょっと違うか)

多分ちょっと違うとかズレているとは思いますが(個人の感情なのですみません)

そういうふうに自分は一生懸命やってるつもりでもちょっと違っちゃうみたいな時は

「世の中は不条理」と考える方が楽だいうふうに言われたりします。


カフカの作品はどこか不条理な、とかどこかおかしい、などと言われています。

この「失踪者」も真面目に生きている主人公がおかしなことに巻き込まれている

作品です。

「カフカ・コレクション 失踪者 カフカ 池内紀=訳 白水Uブックス」

生前は2、3の短編集を公にしただけで今のように皆が知る作品を発表しなかったこの作家

は、死に際し友人に自分の遺稿のいっさいを焼き捨てるように頼んでいたそうです。

そのため、「この「失踪者」は友人のせい?本のせい?のため本来の姿で世に出るまで70年余り「失踪」していた。」

 この本のあとがき「失踪者の読者のために」に書いてあります。

従来は「アメリカ」という表題で知られていたそうですが、その表題も

間違いだったらしい・・ と何やら もはや訳がわからない感じの作品なのです。

主人公がアメリカ社会を遍歴した挙句大陸の一点で失踪する、話なのですが

「えーそうなの〜」という展開にどんどん引き摺り込まれていくうちに

主人公に共感の念を覚えながら、「あー世の中ってそういう感じだよね」と

思って気が楽になってしまいます。




   「池澤夏樹の世界文学リミックス  池澤夏樹著  河出文庫」

によると

 「こうしようと思ったことがああなってしまう。・・・中略

  しかし過負荷は真剣だった。喜劇など書くつもりはなかった。

  彼が言いたいのはこの世界そのものが筋が通らないようになっていて、

  それはどうしようもないことだ。言ってみれば、

  人間と世間の間に広い隙間があって、だから世間を相手に何かすると、

  結果は意図とは全然違うものになる・」

「でもカフカは、生きるというのは世界のナンセンスに耐えうることだ、と気づいた。

家を建てるつもりが、どうやっても牛小屋になってしまうとか。・・・・

・・・彼が書いて初めて、人はこの不合理に気づいた。・・・」


  黄金の小径にあるカフカが執筆に使ったと言われる小さな家(ブルーの家)

 

そうです。カフカの作品を読むとなんだか気が楽になりますね。

まあそんなものだと思うことにした 婆さんでした。


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2024/07/02

田舎に住むとお金がかかる?!年とってからはね。よく考えよう😢

 昨日の雨は結構な量降りましたね。今朝は晴れていますが、

道路などに水溜りが残っていました。今朝は4時半に起こされました。

午後からは蒸し暑く30℃超えになりそう。エアコンの出番でしょうか??


朝ごはんの後、爺さんのメルカリの荷物をコンビニまで持って行った時に

昨日の心折れた事件を食欲で吹っ飛ばそうと、甘いものをこっそり購入しました。


おやつに食べたら、少し機嫌がなおりました。甘いものには救われますね。

そんなこんなしていたら、爺さんが婆さん用の電動アシスト自転車を買おうかと

言い始めました。

今 我が家にある電動アシスト自転車はYAMAHAのスポーツタイプで前かご(浅い)

1個付きの15年選手です。

4年前(都内にいたとき)までは、定期的に自転車やさんでブレーキなどを見てもらって

いたのですが、都下に来たら自転車の点検をお願いできるところもないため、

自転車の利用を控えています。時々爺さんが乗っている程度なのです。

車は1台ありますが、婆さんはペーパーのため、買い物程度で爺さんに送り迎え

してもらうのもちょっと悪いというかまあ色々あって、買い物は原則徒歩なのです。

ただし、田舎の夏は暑い!!

4キロ弱の道のりをエコバックや保冷バック3つ下げて往復するのはとても辛い😓

おまけに👵は超汗かき。帰ってきて「暑い暑い」と汗が止まりません。

八つ当たりしたくなる。。。。

2020年はコロナということもあり、ネットスーパーを利用しており、

2021年頃からは、爺さんが車で片道30分程度の隣の自治体のスーパーに買い物に

行ってくれていました。

ですが、この物価高の折、節約しなければ自分たちの首を絞めることになると、

婆さんが徒歩でスーパーに買いに行くことにしたのです。

現在行っているスーパーよりも少し近いところに激安スーパーもありますが、

ちょっと婆さんにはあの雰囲気は無理ですね。


というわけで、ネットで調べたり、爺さんがはるばるホームセンターなどへ行ってくださり

してこのメーカーさんのものの中から電動アシスト付自転車を買うことになりました!!

「こうと決めた」らその日に片付けないと気のすまない爺さん。

色やオプションのカゴを決め、爺さん2店舗のホームセンターへ

価格と納期を聞きに計4回往復して、注文完了😅嬉しいやら使っちゃったなという感じやら。

10万円以上の出費は痛いです。。。2年程度で取り戻したいです。

(月々5千円ずつ節約かな)

注文後 「田舎に住むと金かかるな〜」と爺さんが誰にいうともなく呟いていました。


電車で移動するまでにバスに乗らなくてはならない(バス料金は5kmの距離で都内の2倍)

車の維持費やランニングコストがかかる、庭の管理費用がかかる、ゴミ袋有料などなど

年をとってからの田舎暮らしは辛いかな?

自転車の保険やヘルメット代だどまだまだお金かかります。

おやつもちょっと食べられなくなるかも😭 

楽しみなのか辛いのかわからなくなった婆さんです。


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2024/07/01

「折り合いをつける」が婆さんにはできなかった😭

 今日から7月。朝は曇りです。

毎月1日は10年前の3月に虹の橋を渡ったわんちゃんの月命日なので。お花を買いに行きます。

天気予報が「東京は午前中は曇り」と出ていましたので、急いで電動アシスト付き自転車で。

自転車に乗るのは4年ぶりくらいです。

この都下の車交通量が多い上にマナーを守らない運転が多いエリアに来てからは、

自転車などぶっ飛ばされそうで、乗らなくなりました。が

今日は朝蒸し暑く熱中症にでもなったら大変と、考えるまもなく急いで出てしまったら😢

帰りに雨に見舞われてしまいました。自転車もスポーツタイプで前のめりになって

運転するタイプなので、前のカゴに買い物の荷物を入れたらハンドルフラフラで😭😢

途中から雨に濡れながら、自転車押しながら帰ってきました。

今日が1日じゃなければ買い物に行かなかったんだけどーーと思いながら、

何もしてあげないのはワンちゃんに心苦しくどうしようもない気持ちになってしまいました。


この不便な都下の街に来るのに、コロナ禍ということもあり1回しか下見をしませんでした。

それまではいろいろな物件を何回も見に行ったり。自治体の役所を調べたりと

かなり吟味したのに、なんだか疲れたのとマンションの住民に犬のことを言われたことで

(ペット可マンションなのに)なかば やけとあきらめの気持ちで

何回も「心に折り合いをつけて」このエリアに来ることを「仕方がない」と

自分に言い聞かせてきたのでした。

「心に折り合いをつける」とう意味を婆さんは取り違えていたのかもしれません。

婆さんは「妥協をした」けど「妥協も納得のいくものではなかった」のです。

結局のところ。。。

この時期 

「帰れない山」Le Otto Montagna 原題は8つの山 ・パオロコミュッティ著 

      関口英子 訳 ・新潮社クレストブックス 

読んでいました。

もちろんん切なく感動するストーリーでしたし、一つ一つの言葉が金平糖のように

小さく、甘く、輝き 婆さんに刺さった のです。

この物語の中に「母は、悲しみと折り合いをつけながら・・」というくだりが

あり、婆さんは大人というものはそうやって辛いことを秘めて生きていくのだと

いい年をして思ったものでした。

ですので、婆さんも「〇〇と折り合いをつけて」やっていけると思っていたのです。

そうもしなければいけない、潮時 というものもありましたし。。

ですが 婆さんは とても子供っぽい婆さんは 結局のところ

この決心を後悔し、今では「どうしてここにいるのだろう」と 毎日考えています。😞


 結局のところ 人は  そんなには変われないのではないでしょうか。

(少しは変えられると思いますが)心地よく感じる環境や、好きなもの、嫌だと思うこと

このようなものは本質的には変えられないのではないかと思います。


ちなみにですが

「帰れない山」Le Otto Montagna 原題は8つの山 ・パオロコミュッティ著 

      関口英子 訳 ・新潮社クレストブックス 

はおすすめの本だと思います。(書店員ではないですが・・)

関口英子先生の訳も (少し伊語を勉強しているので) 素晴らしいとともいます。

原著を読めるほどの語学力がないのでおかしいかもしれませんが、

静かで心を打つような訳ではないかと思ったりしています。

この本は映画化もされました。ご興味のある方、山がお好きな方、ぜひ・・・・


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お休みが多くなるかもしれません。

 今朝6時頃はマイナス1℃。 朝は空気が冷たく、婆さんは足先が冷たく、おまけにお腹も壊して辛かった。。。 変形性脊髄症のワンちゃんの足がほとんど動けなくなってきたので 今後はブログおやすみすることもあるな〜と思っています。 以上です。